視力検査の方法2

視力検査の方法2

「ランドルト環」などの視標を使うことによって、片眼視力を測定する場合には、その被検者は、5m離れた位置に立って、別の方の眼を「遮眼子(視力検査の際に用いる片目を覆う器具)」で覆います。それから、視力指示棒によって指し示された指標についての応答をします。内部照明の電光投影式の視力表の場合には、光っている視標になります。そして、半数以上についての判読が可能であれば、正答となり、その最小の視標が視力値となります。つまり、視力として判定されるわけです。静止視力を測定する方法としては、日本においても最も幅広く活用されている、ランドルト環(ランドルト氏環)という視標です。これは、大きさの異なっているC字型の環の、開いている方向を識別することによって、2点が離れていることを見分けられるという、最小の視角を測定するものになります。ランドルト環は、フランスの眼科医師であるエドマンド・ランドルト(1846―1926)によって開発されました。彼の名前が、名称となっているわけです。1909年、イタリアの国際眼科学会において、国際的な標準視標として採用されました。別称として、国際標準ランドルト氏環があります。