回復するために知る視力の種類3

回復するために知る視力の種類3

視力の種類として、最後に挙げられるのが、「近見視力」と「遠見視力」です。5m以上の距離において、測定を実施したものを、遠見視力と言います。これは距離に対して、最小視角である最小分離域を測定した場合の視力になります。一般的に日本においては、5mの距離で、直径が7・5mm、太さが1・5mm、切れ目が1・5mmのランドルト環が視認可能であれば、視角は1分になります。つまり、視力として1・0に相当するわけです。ランドルト環は、視力の判定に使用される視標になります。上下左右のうち、1か所が欠けた環状になっていて、離れた一定の距離から見ることによって、切れ目の方向を判定させるものです。環の切れ目の幅は、黒い環の幅に等しくなっており、内側白円の直径は、これらの3倍になっている構造となっています。フランス人の医師であるエドモンド・ランドルトが考案したものであり、1909年に、イタリアで開催された国際眼科学会において、国際指標として制定されました。現在では、万国共通の規格となっています。以上のことから、近見視力もまた、同じような視角として判断されるわけです。