視力を回復するためのビタミンAと目の関係5

視力を回復するためのビタミンAと目の関係5

私たちの目の網膜には、実はうす暗がりの中において、明暗を感知する視細胞が、片目で1億個以上も張り巡らされているのです。これを「捍体(かんたい)細胞」と呼んでいます。その1つ1つに、「ロドプシン(脊椎動物の目の網膜にある紫紅色の感光物質)」という視物質が備わっています。暗がりの中で、わずかな光がロドプシンに当たると、ロドプシンは分解します。これが電気信号となり、脳まで伝わって、見えたと感じるわけです。ロドプシンは分解すると、光の反応に備えて再合成をします。このロドプシンを作っている素材が、ビタミンAなのです。ビタミンAが不足すると、ロドプシンが少なくなります。これによって、暗がりの中でも光に反応出来ずに、夜盲症になる可能性があるのです。ちなみに、ブルーベリーなどに含まれているポリフェノールの1種「アントシアニン」は、分解されたロドプシンの再合成化を促進するhたらきを有しています。つまり、ビタミンAとアントシアニンを同時に摂取することによって、より目の暗順応の機能を高めることが可能となっているのです。