視力を回復するためのビタミンAと目の関係3

視力を回復するためのビタミンAと目の関係3

目における粘膜(消化管・呼吸器・排出器・生殖器などの内壁の、常に粘液で湿っている組織)には、「角膜(眼球の前面を覆う透明な膜。後方につながる強膜とともに眼球壁をなし、後面は前眼房に接する)」と「結膜(まぶたの裏と眼球の表面を覆っている無色透明の粘膜)」の2つがあります。ビタミンAは、目の角膜と結膜に潤いを与えてくれて、乾燥から守ってくれるのです。結膜からは、涙の1部であるムチン(ポリペプチドに無数の糖鎖が枝状に結合した糖たんぱく質の一種)層という「粘液(糖たんぱく質・無機塩類などを含み、体表の保護などの役をする、生物体内の粘液腺から分泌される液体)」が分泌されています。ビタミンAを摂取することによって、このムチン層の分泌を活発にし、涙の質を良くしてくれるわけです。だからこそ、ビタミンAは、目が乾く「ドライアイ(涙液の減少や乾燥により、眼球の表面の状態が悪くなる病気)」の予防と改善に効果が期待されています。