視力低下の原因は近視が多い?1

視力低下の原因は近視が多い?1

視力低下の原因となっている、そのほとんどが、「近視(平行光線が網膜の前方で像を結ぶため、遠い所がよく見えない状態)」によるものだということをご存じでしょうか。近視は、近くのものははっきりと見えるが、遠くのものが見にくいという状態になります。近視の場合、目の組織の1つである毛様体の働きが鈍くなってしまうことによって、水晶体のレンズの厚さを自在に変化させにくくなり、それが視力低下を引き起こす仕組みになっています。特に、遠くのものが見えにくくなるという現象は、毛様体が緊張することによって、水晶体を薄くするという作用が急激に鈍くなって、毛様体が水晶体を引っ張れなくなることによるものです。さらに、近くが見えにくい「遠視(調節していない状態の目に入る平行光線が、網膜よりも後ろに像を結ぶ状態)」や、二重に見えてしまうような「乱視(目の角膜や水晶体などが球面となっていないために、光線が網膜上の一点に集まって像を結ぶことの出来ない状態)」の原因は、現在まで解明に至っていません。そして老眼の原因は、水晶体自体が老化を伴い、その弾力性が低下してしまうことによって引き起こされる現象です。