乱視における軸角度と度数

乱視における軸角度と度数

乱視は、円柱レンズを用いることによって、補正出来る性質にあります。こうした構成から認められるように、乱視には方向が存在しているのです。この方向のことを、「軸角度」と呼んでいます。そして視力を矯正する場合、軸角度をAで表します。このAは、Axisのことです。この時、レンズの軸が水平方向となると、A=0度という式が成り立ちます。さらには、鉛直方向となった場合には、A=90度と定められているのです。A=0に近い乱視のことを、直乱視と言います。そして、A=90に近い乱視のことは、倒乱視と言います。それ以外の乱視は、斜乱視と呼ばれているのです。また、レンズの強さは、度で表します。度は、C値として表します。このCは、cylindrical―valueのことです。C=0・25D、A=77度となった場合、矯正に使用されるレンズは、C―0・25A77として、表されます。乱視が軽度である場合、近視と同じような症状を見せます。しかしながら、このC値の大きさが、-1・00Dを超えてしまう、強い乱視の状態となると、遠くでも近くでも見えにくくなるのです。